「レオテー〜」というタイ語は、「〜次第」「〜によりけり」という意味。 例えば、「レオテーコン」で「人による」。「レオテーワン」で「日による」。 「レオテーヘン」で「場所による」。たんに「レオテー」だと「あなた次第」。
基準があんまりないタイの国では、あらゆることが「レオテー」「あなた次第」 なのです。例えば、
- あなたがタイで砂糖、唐辛子、酢などでクィティアオをどんな味付けにするのかは「あなた次第」
- 食事のあとチップをいくら置いとくかは、「あなた次第」
- ビルを建てたとき、その一階を「一階」にするか英国式に「グランドフロア」とするかは、「あなた次第」
- あなたがシリロートという名前で、シリロート病院をつくったとして、英語名をプーケットインターナショナル病院とつけるのも「あなた次第」
- あなたがタイのバスの運転手であれば、そのバスの装飾は「あなた次第」。あなた好みのマイカーに仕上げましょう。
- あなたがおかまさんになるかどうかも「あなた次第」。職業選択もけっこう自由にできます。
- 地図は役に立ちません。空間感覚は、「あなた次第」。
- 約束の時間に遅れてもへっちゃら。なぜなら時間感覚は「あなた次第」のものだから...
これらは、他人のことにはあまりかまわない、という気持ちの裏返しでもあります。「世話やき」という意味の「ジャオキージャオカーン」というタイ語があるのですが、あまりいい意味では使われず「おせっかい」というニュアンスが強いです。
また、「レオテー」という言葉は、タイ語初心者にも使いやすい言葉です。 「何を食べる?」と聞かれて「レオテー」と答えれば、「あなた次第。まかせます」という意味。 「どこに行く」と聞かれても「レオテー」。 「日本の女の子はきれいだよね?」と聞かれたとき「レオテーコン」=「人による」。 「日本は雪が降るんだよね?」と聞かれたときも「レオテーヘン」=「場所による」。
でもさすがに、仕事の場などクリティカルな場面では、「レオテー」という言葉は使えません。まぁ、何事も「レオテーサパープ」=「状況による」ということで...