脳ある動物は、眠らなければ死んでしまいます。ということで、タイでのおやすみのことを少し。
- タイでは、北枕ではなく西枕が避けられている。さらに中国系のひとは家の門へ足を向けて眠ることを避けている。
- タイでは、夢判断が非常に盛んで、本屋にもたくさん関連本がならんでいる。精神分析とはまったく無関係で、宝くじの番号を決めるためのもの。
- タイは、日本と同じく裸足文化。家の中ではくつを脱ぐ。だから、ベッド文化ではなく、どちらかといえば布団文化。
などと、話題はいろいろあるのですが、なにより特徴的なのは、抱き枕(モー ンカーン or モーンコート)だと思います。暑い国なので、人肌は安眠の妨げ。 ひんやりした抱き枕をかかえて眠るほうが、タイでは快適なのです。
スーパーなどで、売っている寝具セットには、抱き枕カバーもたいていセットになってます。小さいもの大きいもの。細いもの太いもの。タイプはいろいろですが、歴史上の理由(?)から形は円柱状です。
赤ちゃん用のお眠りセットにも、小さな抱き枕がはいってます。赤ちゃんの両サイドに抱き枕を並べておく家庭もあるようで、さながら一人川の字状態です。
こうして抱き枕に親しみながら育ったタイの子供の中には、外出時も自分の枕をはなさない子がけっこういます。自分の匂いのしみこんだ枕をしっかりかかえているのです。まさにライナスの毛布状態です。
プーケットにお越しのさいは、ぜひ抱き枕の快適さを体験していただきたいのですが、ホテルにはありません。ほんとに残念です。
という原稿をタイ人スタッフに見せたところ、「えっ!抱き枕を使ってるんですか?」と笑われてしまいました。あれれ?