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第2回 映画「ザ・ビーチ」の撮影現場となった島の名前は、ピピ島、ピーピー島、どちらなの? (2001.1.11)

「地球の歩き方 やすらぎの国 タイ」では、ピーピー島。「地球の歩き方 リゾート プーケット」では、ピピ島。 いったいどっちなんだ?と思われた方はいませんか。PhuketWalkerは疑問を感じました。

もともと外国語を別の言語の文字で書くこと自体に無理があるし、そんなのどちらでもいいとお考えの方もいらっしゃるでしょうが、 いましばらくお付き合いください。(答え付きです)

世界にはいろんな言葉があり、ほんとにいろんな規則にのって会話がされてます。 そんなのだれでも知ってるとつっこみが入りそうですが、ここでいう規則は文法や発音のことではなく、話し方の規則のことです。

文法の本や発音の本は、タイ語にしても英語にしてもたくさん出てるのに、 話し方の規則はなかなかまとまっていませんし、意識されることもまれです。

例えば、日本語の会話で、単語(意味のかたまり)を分けている「しるし」は何かと聞かれて、即答できる方は少ないと思います。 日本語では、音の高低がその役割をはたしています。(←独断です)日本語の単語は、一文字目と二文字目はいつもトーンが異なっているのです。 最初高ければ次の音は低く。最初低ければ次の音は高く続いています。気づいてました?

英語で単語を分けてる「しるし」は音の強弱(←これしか思いつかない)、 韓国語で単語を分けてる「しるし」は息を強く吐き出すこと(←たぶん。だから、単語の最初の音が「が」ではなく「か」になっちゃう)。 その他の言葉もきっといろんな「しるし」があるはずです。

さて、タイ語で単語を分けてる「しるし」は何か。それは音の長さ(=リズム)なんです。 単語(意味のまとまり)の最後が、ちょっと長めに発音されるのです。

表題の答えは、あえて書くなら「ピピー島」がいちばん近いです。でもなんだか日本語としては、おさまり悪いですよね。 PhuketWalkerではピピ島を採用してます。こちらのほうがピーピー島よりはタイ語の発音に近いからです。 (その理由はまた別の機会に)といった感じで、プーケットからの視線で、独断交えた情報をお伝えしたいと思ってます。

プーケットのことはもちろん、タイに関する質問もお待ちしてますので、ぜひ。

追記:
日本語のしるしは、『外国語としての日本語―その教え方・学び方』 講談社現代新書 佐々木 瑞枝 (著) を読んではじめて知りました。

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